こんにちは!東工大ScienceTechno2年の森です。
1月22日(土)に、洗足区民センターで行った、「ラチェットごま」の工作教室についてお伝えします。今回の教室では、小学校1、2、3年生のみなさんと、ラチェット機構について学びました。
ラチェット機構とは、片方の向きの回転だけを伝えて、反対向きの回転は伝えない機構のことです。私たちの身の回りでは、自転車のタイヤや、ボルトを締めるレンチなどに使われています。
最初に、自転車のペダルを、前に漕ぐときと、後ろに漕ぐときの映像を見ました。多くの子どもたちが、ペダルを漕ぐ向きによって、タイヤの回り方が違うと気が付きました。
![子供たちにスライドでラチェット機構の説明をしている](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220129_145100-1024x576.jpg)
その後に、自転車のペダル、チェーン、タイヤの関係を表した模型を使って、ラチェット機構の仕組みを確認しました。
![模型を使って説明しているスタッフに注目する子供たち](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220129_145125-1024x766.jpg)
ラチェット機構の仕組みが確認できたところで、「ラチェットごま」の工作に取り掛かりました。「ラチェットごま」は、竹串を両方向に回転させて、サイが一方向だけに回る様子を見て遊ぶ工作です。
![子供が組み立てに使う両面テープを引き出す](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220122_140427-1024x766.jpg)
歯車を作る工程で、端と端をピッタリと合わせるような、丁寧な作業が必要です。それでも、みなさん一生懸命に作っていたので、「ラチェットごま」を完成させることができました!
![組み立てて工作を作る子供と、見守るスタッフ](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220129_145211-1024x766.jpg)
この工作教室は、大学より特別に開催許可を得たうえで、感染対策を十分に行いながら実施しています。また、東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントの実施を予定しています。
みなさんのご参加をお待ちしています!