こんにちは。東工大ScienceTechno1年のよっしーです。
11月15日(水) にブライトチャイルドにて、「はいプレッシャー」と「はたおり機」の工作教室を開催しました。
「はいプレッシャー」は、筋肉のない肺がどのように動くのか、視覚的に確認できる工作です。
工作を始める前に、肺には筋肉がなく、肺だけでは動くことができないことを学びました。
その後、ピストンと醤油さし(ランチャーム)を用いて、空気の力によって間接的にものが膨らんだり、縮んだりすることを学びました。
![注射器の持ち手を押したり引いたりして実験する子ども](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2023/11/8ce07d5702ec45b4d346771dd2615d64-1024x718.jpg)
工作教室では、肺の代わりに袋を、横隔膜の代わりに風船を使い、風船を引っ張ったり縮めたりすることで袋が膨らんだり縮んだり、ストローから空気が抜けたり入ったりする様子を観察することができました。
![風船を引っ張って遊ぶ子ども](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2023/11/43295edf27fdd38be8805c306ec501a6-1024x792.jpg)
人間の体の仕組みについて興味を持ってくれた子どももおり、みんな楽しそうに遊んでいました!
次に、「はたおり機」の工作教室も実施しました。
「はたおり機」は縦糸と横糸を交互に組み合わせることで実際に布を織ることができる工作です。
始めに、布の性質や糸の性質を確かめてもらい、布は糸が縦と横に組み合わさることでできていること、糸は伸びている方向の力に強いことを学びました。縦と横が組み合わさることで、両方向に布が作られることを実感してもらいました。
![布を引っ張って糸を観察する子ども](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2023/11/169464c8ca6787384f2d89afc7d270c9-1024x734.jpg)
次に、タコ糸6本を使って簡単な布を作ってもらいました。縦と横を交互に重ね合わせるのに苦戦している子どもも多く、手作業で布をつくることの大変さを学びました。
続いて工作です。工作では型紙を切りだし、はたおり機を組み立てました。
最後には、実際に作ったはたおり機を使って布を織ってもらいました。
先に縦糸をはたおり機にかけ、ヘルドの穴に縦糸を通し、ヘルドを上下することで簡単に横糸を通すことができました。
始めは苦戦していた子どもたちも、だんだんとコツをつかみ、きれいに布を織ることができました。
家でたくさん布を織りたいと言ってくれた子どももおり、工作を楽しんでくれました。
![スタッフと一緒に布を織る子ども](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2023/11/4e1e387601ad23559e0d8e769c80b5cd-1024x671.jpg)
イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!
東工大ScienseTechnoは、今後も多くのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています!