2025/7/6 はたおり機@明石町区民館

こんにちは!ScienceTechno のことです。
7月6日に明石町区民館にて「はたおり機」の工作教室を開催しました。

「はたおり機」は、自分で作ったはたおり機を使って、実際に布を織ることができる工作です。

はじめに、布は縦糸と横糸が集まってできていることと、糸は細い繊維が集まってできていることを確かめてもらいました。

また、綿を細長く丸めて伸ばし、それを引っ張ってもらうことで、糸は伸びている向きに強いことも確かめてもらいました。

そのことから、糸が集まった布は、縦の力と横の力の両方に強いことを学びました。

次に、縦糸と横糸を5本ずつ使って”手だけ”で布を織ることに挑戦してもらいました。

苦戦している子も多く、子どもたちは布を織るには、手作業では限界があり、機械の力を借りる必要があることを学びました。

最後に、自分たちで「はたおり機」を作って、実際に布を織ってみました。まず、型紙を切り出し、それを組み立てて、「はたおり機」の本体とシャトル、ヘルドを作ります。

シャトルは、布を織るときに横糸をくくりつけて、糸の間を左右に通すための道具であり、ヘルドは、布を織るときに糸を上下させるための道具です。

次に、「はたおり機」の上下の溝に縦糸を通し、その糸をヘルドに通します。
そして、シャトルに横糸を巻きつけ、ヘルドを上下に動かすことによってできた、上下にわかれた糸の間にシャトルを通します。この作業をひたすら繰り返します。

はじめ、子どもたちは慣れない作業に苦戦していましたが、徐々にコツをつかみ、最後にはみんなとてもきれいに布を織ることができました!
なかには、2色の横糸の織る幅を変えたりして、きれいな縞模様を作っている子どももいました。

イベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!
ScienceTechno は、今後も様々なイベントを実施する予定です。
皆様のご参加お待ちしております!