2023/5/27 虹色スコープ@洗足区民センター

講師の話を聞く子どもたち

こんにちは!東工大ScienceTechno 1年のかりんです。

5月27日(土)に洗足区民センターにて、「虹色スコープ」の工作教室を開催しました。「虹色スコープ」は、分光シートという、たくさんの色が混ざった光を別々の光に分けるシートを使い、虹が七色に見える仕組みや、光の三原色について学べる工作です。

今回は、前半に白色光は様々な色の光が混ざってできている、ということを紹介し、後半にてその混ざった光を分けてみる実験と、その仕組みを利用した工作を行いました。始めに、赤・青・緑の三色のライトを使い、それぞれの色が混ざるとどのような色になるかを確認しました。絵の具の色を混ぜた時とは、違った色になることや、三色全部を混ぜると白色になることなどを学びました。

光の三原色を確認する子どもたち

次に、分光シートを通して蛍光灯や懐中電灯の光を覗き、白色光が分光シートによって七色の光に分けられることを確認しました。同じように、光の性質によってDVDの裏や虹が七色に見える仕組みも学びました。

光が分けられていることを観察する子どもたち

白色光と分光シートの関係や、虹が七色に見える仕組みを確認してから、いよいよ工作を開始しました!

工作に取り掛かる子どもとスタッフ

「虹色スコープ」には、間違えやすい工程がいくつかありますが、無事に皆が「虹色スコープ」を完成させることができました!

「虹色スコープ」を通して蛍光灯などを覗くと、本体先端のシートに印刷された模様が分光シートによって七色に分けられ、虹色の模様が見えます。

虹色スコープを覗きこむと見える様子

工作が完成した子どもたちは、出来た「虹色スコープ」を覗いて楽しんでいました。

完成した工作で遊ぶ子どもたち

最後に、赤・青・緑の単色光を覗き、光の三原色の色の光は、これ以上分けられないことを確認しました。

光の三原色に含まれる光は分けられないことを確認する子どもたちとスタッフ

今回のイベントに参加していただいた皆様、ありがとうございました!

私たち東工大ScienceTechnoでは、今回の「虹色スコープ」以外にも、様々な科学について楽しく学べる工作やショーなどを行っています!

皆様のお越しをお待ちしております!