2013/03/06 磁性スライム@東芝科学館

どうも。3月6日の東芝科学館でのイベントで、講師を務めさせていただいた、水野です。1月30日の記事で登場してる水野と同一人物です。
今回は「磁性スライム」を子供たちに作ってもらいました。磁性スライムとは、磁石にくっつくスライムのことで、普通のスライムを作る工程で、途中で四酸化三鉄を混ぜるだけで完成です。正直言って磁石に対するくっつき方はビミョーな感じですが(笑)磁石がスライムに飲み込まれていくさまは、まるで生きてるみたいで、奇妙な感じですよ。


「これは子供たちも喜ぶぞ~」と家でニヤニヤしながら、意気揚々と当日のイベントを迎えました。
ところが、当日はハプニングの連続で、スタッフも僕自身もみんなバッタバタのイベントに。。。
最大のミスは、僕が家で実験に用いていたPVAのりと、当日用いたPVAのりが違っていたことによって、想定していた量で思うようにスライムがかたまってくれなかったこと。これは完全に私の事前調査不足でした。結局、試薬をダバダバ入れてかきまぜて、無理やり固めましたが、磁石にうまく反応するような適度な粘性のスライムを作れた子はごくわずかでした。PVAのりの個体差ってすごいんですねー(驚嘆)

また、その他備品の準備不足も目立ちました。机に敷くものなどを失念していたことで、机はビチャビチャ、しかも雑巾も十分量持っていたわけではなかったので、机上も子供の手も大変なことになっていました。
スタッフの皆様、僕の想定の甘さで本当にご迷惑をおかけしました。そして当日遊びに来てくれた親子連れの方々も、お見苦しいところをお見せしました。こんなイベントに対しても「楽しかった」とお声をかけてくださった多くのちびっこやママさんの優しさに涙が出そうでした。

これまで僕が企画していたイベントでは、ここまでミスが重なったことはなかったので、少し気が緩んでいたのかもしれません。今回のイベントで、工作教室の難しさを改めて痛感いたしました。今後は、今回の反省を忘れず、よいイベントを輩出していきたいと思います。今度のブログでは「大成功!」の報告をさせていただくので、どうか温かく見守ってやってください。おねがいします。
ちなみに4月3日に東芝科学館でやらせていただける「錯覚」がテーマのイベントも、わたくしが主導でやらせていただいています(懲りない)そのイベントの報告を楽しみにしていてください!