かがくこばなし「ろうそくのひみつ」

ろうそくのどこがいちばんあついかな?

ろうそくの熱いところはどこ?

ろうそくの一番熱い所はどこでしょうか。ほのおの真ん中の芯のあたり? それとも、オレンジ色の上のあたり? 

ろうそくが燃えている様子

熱いところと光っているところは違う?

実は、一番熱いところは、オレンジの炎の外側のところです。ここを「外炎がいえん」というよ。逆に、オレンジの部分は「内炎ないえん」というんだ。ちなみに、オレンジの部分の内側には、ろうが燃えていない「炎心えんしん」の部分があるよ。

外炎…一番温度が高い
内炎…オレンジに光っている
炎心…ろうは燃えていない

内炎が明るい理由

ろうそくは、オレンジのところの内炎では燃えきっていません。オレンジ色に明るく光っているのは、燃えきっていないすすが熱されて光っているのです。

外炎…すすも燃えている
内炎…すすは燃えていない
という説明とろうそくの絵

そして、内炎の外側の外炎では、ろうが燃えきっているので、オレンジ色のところよりも熱くなっています。そのため、ろうそくの炎にさわってないから安全だと考えるのは、完全にかんちがい。むしろ、オレンジの外側のほうが、やけどに注意ということですね。

お願い

12/12(月)~18(日)で、東工大の公認サークル対象のチャリティーイベント「Tokyo Tech Giving Campaign 2022」が開催されます。
皆様の応援の数などに応じて、各サークルに寄付が行われる仕組みとなっています。
これからも、様々なイベントを通じて、子どもたちに科学の楽しさを伝えていきますので、ぜひ応援してください!

以下のサイトから、東工大ScienceTechnoへの応援をお願いします。
1分で応援が可能となっておりますので、ぜひご協力ください!

https://titech.giving-campaign.jp/form