こんにちは! 東工大ScienceTechno 2年のきよとです。
3月31日(木)に中目黒スクエアにて、「くるくるイカ」の工作教室を開催しました。「くるくるイカ」は、回転がテーマの工作です。
今回の教室では、まず、「回っているもの」の性質を2つ学びました。1つ目は「ジャイロ効果」といって、回っているものは止まっているときよりも姿勢が安定するという現象です。自転車やコマ回しなど、身近なところでもたくさん実感できます。
![スタッフの質問に答えようと挙手する子どもたち](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/04/1-1024x683.png)
2つ目は「角運動量保存の法則」といって、回っているものは中心に近いほど速く回るという法則です。フィギュアスケートのスピンなどで見ることができます。先端におもりをつけたひもを回す実験を通して、ひもが短くなるにつれて回転が速くなることを体感しました。
![ひもについたおもりを回して実験する子ども](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/04/2-1024x683.jpg)
続いて、「くるくるイカ」の工作に取りかかりました。「くるくるイカ」は、タコ糸で上下から引っ張ると、ぶんぶんごまの要領でイカが回転する工作です。タコ糸を強く引っ張るとイカの足が上がり、弱めると足が下がる仕組みになっています。その結果、「角運動量保存の法則」により、回転する速さが変化します。
![型紙にビニールテープを巻きつける子ども](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/04/3-1024x683.jpg)
一生懸命に工作をして、自分だけの「くるくるイカ」を完成させることができました。
![完成した「くるくるイカ」](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/04/4-1024x768.jpg)
最後に、完成した「くるくるイカ」を使って、冒頭で学んだ「回っているもの」の性質を確認しました。
![イカの足が上がる様子を子どもに見せて説明するスタッフ](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/04/5-1024x683.jpg)
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲内でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています!