2022/12/17 ちからクラゲ@中目黒小学校

手を挙げて質問に答える子どもたち

こんにちは!東工大ScienceTechno 2年の内山です。

12月17日(土)に中目黒小学校で開催した「ちからクラゲ」の工作教室についてご報告します。

「ちからクラゲ」は、上下に伸びる糸を引っ張ることで、クラゲが上方向に動く工作です。この工作は、2つある軸のうち、太い方が強い力が出せることを利用しています。

まず初めに、軸の太さと力の関係について学びました。

三角コーンの細いほうを持つ側と太いほうを持つ側に分かれます。2人で三角コーンを逆向きに回して力比べをしてもらい、太いほうが回しやすいことを体験しました。また、半径の大きさが異なる2つのギアを実際に回すことで、軸が太いほど強い力が加わることを学びました。

三角コーンを回す子どもたち
「ギアチェンボックス」で実験する子どもたち

その次に、クラゲが上向きに動く青色の「ちからクラゲ」と、クラゲが逆さまに動く緑色の「ちからクラゲ」を見比べました。下に引っ張る糸が太い軸についていると、上向きに強い力がかかり、クラゲが上に動くことを確認しました。

「ちからクラゲ」で遊ぶ子ども

教室の後半では、工作を行いました。

片方の糸を軸に巻いてからもう一方の糸を軸につけるなど、手順が少し複雑な工作ですが、皆さん丁寧に作っていました。中には、クラゲの足を切って曲げる子もいて、素敵なクラゲを作り上げていました。

最後には、楽しそうにクラゲを上下させる皆さんの顔を見ることができました。

完成した「ちからクラゲ」

イベントに参加していただき、ありがとうございました!

東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲でのイベントでの実施を予定しています。

皆様のご参加をお待ちしています!