2014/10/11,12 サイエンスシティ@工大祭

こんにちは。工大祭サイエンスシティ担当の片岡裕介です。
 10月11,12日の二日間、東工大の大岡山キャンパスでは学園祭の工大祭が行われました。
 サイエンスシティでは講義室の中に科学の街を作りました!街の中のブースではそれぞれ不思議な科学実験を行っています。街の地図を持ってスタンプラリーをしながら科学のフシギを身近に感じてもらいました。
 銭湯では石けんのヒミツに迫りました。いくつもの溶液を混ぜていきながら、一体どんな仕組みで石けんが汚れを落としているのかを大学生と一緒に考えていきました。気象台では普段見ている気象を再現してみました。大きな装置を使いながら竜巻や夕焼けを作り出していきます。子どもたちはその様子に興味津津でした。学校では算数の授業です。算数の授業で見ることのある図形の不思議な性質を、自分の手で体験しながら勉強しました。三角形で車輪は作れるのでしょうか。必ず当たるビリヤードのヒミツはいったい何でしょうか。分かった時には子どもたちだけでなく大人もびっくりしていました。電話局では普段は目に見えないプログラミングについて考えてみました。プログラミングとはコンピューターを動かす指示のことです。大学生と一緒にパソコンを使ってプログラミングに挑戦しました。
 広場ではいくつも面白い実験が行われました。白い液体はそのままだったら普通の液体です。ですが、スイッチを入れると生き物のように動き出します。いったいなぜなのでしょうか。あるところでは、ワイングラスでたくさんの重りを釣り上げています。電子レンジの中で電球が光っています。黒いスライムは磁石にくっついて動いてきます。何が入っているのでしょうか。同じように磁石の力を使って、銀色のボールが飛び上がっています。普通の磁石と何が違うのでしょうか。
 講義室のいたるところから驚いた声や笑い声が聞こえてきました。大学生と子どもたちでたくさん話しながら、たくさん考えながら科学について楽しんでいました。スタンプラリーを終えた子どもたちにはお土産のサイテクカードを渡しました。おうちで実験できたかな。
 また、屋上では今年もサイエンスショーを行いました。今回は『身近なカガク ~せいやくんの自由研究~』というタイトルで行いました。レモンの知られていない力やレインボータワーなど、部屋の中ではできない大きな実験が盛りだくさんでした。たくさんの子どもたちが集まってくれて二日間とも大成功のショーになりました。
 さて、多くの方に来場していただいたサイエンスシティですが、今年も工大祭のグランプリである、ベストオブ工大祭を受賞することができました!投票していただいた皆さま、ありがとうございました!
 サイエンスシティにはこの二日間で、合計1843人の人たちに来場していただきました。来場していただいた皆さん、本当にありがとうございました。これからも科学の楽しさを伝えるために頑張っていきます!これからの東工大ScienceTechnoもよろしくお願いいたします!