いつも作るシャボン玉は、空気中で作るよね。今日は、液体の中でシャボン玉を作ってみよう!
逆シャボン玉を作ってみよう!
まずは、コップに水100mL、食器用洗剤5滴を入れてかき混ぜよう。これで準備は完成だよ。
①ストローの先を2~3cm、水に入れる。
②ストローの穴を指でふさぐ。
③穴をふさいだまま、ストローを上げる。
④ストローをななめに傾けて、水面から2cmくらいの高さで指をはなす。
⑤水の中に丸いシャボン玉ができたかな?
![](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/12/b12c8b7e401505670006e9aa6ee0e2d0-1024x511.png)
![](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/12/695e432aa0b80e914efae12cd0be2a70-1024x517.png)
少し難しいから、出来なくてもあきらめずに、何回かやってみよう! 逆シャボン玉ができたら、より大きいシャボン玉を作ってみよう!
どうしてできるの?
この水には、洗ざいが入っているんだ。
洗ざいの成分は、下の図のような形をしているよ。親水基は水と仲良しで、親油基は油と仲良しなんだよ。このような形の成分の洗ざいを水に入れると、水面では下の図のように、親油基を外側にして並ぶよ。
![洗剤の成分の模式図として、親水基と親油基がくっついた形。その横に洗剤が入った水のなかでの、洗剤の並び方。親水基を水側、親油基を空気側にするように一列に並んでいる。](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/12/0bbc4efa1765ba942a3014ffb943d249-1024x348.png)
ここに、水滴をストローでたらすと、空気の膜ができるよ。それが水滴のまま、水の中に入っていくんだ。つまり、普通のシャボン玉と違って、このシャボン玉の膜は空気、中身は水なんだね。
これは、家にあるもので簡単に実験できるから、みんなもやってみてね!
![水滴の外側に洗剤の成分が並んでいる。空気側は親油基なので、水と仲良くないので、空気の層ができながら、液体の中に入っていく。という図。最後に、逆シャボン玉の中身が水、膜が空気というのが書いてある。](https://www.t-scitech.net/wp-content/uploads/2022/12/b7bf1abc74ad186d2c52d2a7e735629f-1024x850.png)
お願い
12/12(月)~18(日)で、東工大の公認サークル対象のチャリティーイベント「Tokyo Tech Giving Campaign 2022」が開催されます。
皆様の応援の数などに応じて、各サークルに寄付が行われる仕組みとなっています。
これからも、様々なイベントを通じて、子どもたちに科学の楽しさを伝えていきますので、ぜひ応援してください!
以下のサイトから、東工大ScienceTechnoへの応援をお願いします。
1分で応援が可能となっておりますので、ぜひご協力ください!