2022/05/28 偏光万華鏡@洗足区民センター

スタッフの問いかけに答えるようと挙手する子どもたち

こんにちは! 東工大ScienceTechno 2年のゆうたです。

5月28日(土)に洗足区民センターにて、「偏光万華鏡」の工作教室を開催しました。

最初に、万華鏡を覗くと無数の模様が見える仕組みを学びました。万華鏡には、3枚の鏡を向かい合わせてつくる「三面鏡」が使われています。実際にサイくんのイラストの上に「三面鏡」を置くと、サイくんが増えてたくさん見えました。

三面鏡をのぞき込む子どもたち

次に、光の性質について学びました。光は異なる長さの波が合わさったもので、色によって波の長さが異なります。赤・青・緑の光を重ねる実験をすると、重なったところが白く見えました。このことから、さまざまな色の光が混ざることで、白色の光が出来ていると分かりました。

光を重ねる実験をする子どもたち

さらに、光の波には向きがあることを学びました。そして、「偏光シート」には決まった波の向きの光だけを選んで通す性質があります。この性質を体感するために、「偏光シート」を2枚重ねると、重ねる向きによって光が通れるかどうかが変わるため、奥の景色が見えたり見えなかったりします。

偏光シートを重ねる子ども

その後、「偏光万華鏡」の工作に取り組みました。「偏光万華鏡」では「偏光シート」と「OPPテープ」を使います。この2つを組み合わせると、カラフルな模様が現れます。きれいな模様が見えるように、「偏光シート」に「OPPテープ」をたくさん貼りました。

偏光シートにOPPテープを貼る子ども

完成した「偏光万華鏡」をのぞいてみると、とてもきれいな模様が広がっていました。

偏光万華鏡をのぞき込んだ様子

最後に、折り紙とマスキングテープを使って飾り付けをしました。個性豊かで、素敵な「偏光万華鏡」ができました。

飾り付けをした偏光万華鏡

参加してくださった皆様、ありがとうございました!

東工大ScienceTechnoでは、今後も社会情勢や大学からの活動制限等を鑑みつつ、可能な範囲内でのイベントの実施を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています!