2018/04/08 光るぶんぶんごま工作教室@東芝未来科学館

こんにちは!サイテク2年の妹尾です。
今回は4月8日に東芝未来科学館で行われたイベントの活動報告をさせていただきます。

この工作教室では「光るぶんぶんごま」というものをみんなで作りました。みんなの様子を見てると、どうやら「ぶんぶんごま」というものを触ったことがない人も多いようで最初は回すのに一苦労という感じでしたが、最後にはみんな上手く回せていました。

ちなみに光るぶんぶんごまはコイルとLEDを繋いだものをぶんぶんごまに入れて磁石の近くで回すと光るという工作ですが、光る理由について少し補足をしておきます。

私たちの周りには「磁界」というものがあります。これは風向きのようなものなのですが、例えば地球の南から北に向かって磁界があるのでコンパスを使うと北がどちらかわかります。

この磁界は磁石の近くでは強く、遠くなるほど弱くなります。コイルの中の磁界が変化するとコイルに電圧が生じてLEDが光ります。

なんだか珍しい仕組みのようですが、実はコンセントなどに送電するために発電所でつくられる電気はほとんど全てこの仕組みで作られており、手で紐を引く代わりに燃料や水、風などの力で磁石を動かして発電しています。

東工大ScienceTechnoでは他にも身の回りにある科学や原理を題材にした工作教室、実験ショーなどを行なっています。興味を持った方はぜひイベントに参加してみてください!